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「すぐやる」事は難しい・・・・・のか

国際的な大企業にいる友人から、「リストラの影響で落ちたモラルを向上させたい」と講演の相談が来た。   
落ちた集団のやる気を取り戻すのは並大抵ではない。特効薬を探しているとのことなので
大きく重たい課題解決の手伝いをすることにしたのは、去年の秋だった。

友達で成功している経営者の中から、課題にフィットする数名をリストアップしてみた。
最終的に、結婚式場やレストランを経営して若者に絶大な人気がある人物に頼む事にした。
快く承諾してくれたが、条件があった。 

        - マスコミがいないこと。  
        - 講演料は要らない。 
        - 2時間で終了し大阪に移動したいので解放して欲しい。

すべて反対の理由はなかった。

      
会場には50名くらいの社員と管理職とおぼしき人達がいた。  
みるからに、やる気と熱気が溢れていたのは、若手と現場のトップが中心の最前列だった。

隅に座らせてもらった私のそばにいた管理職らしい人物の軽い寝息とともに講演が始まった。
スタッフが壇上に呼び上げられ、軽いノリのやりとりで興味深い話が展開された。

  ・よいことは、「すぐ」にやる。
  ・おいしいと思った料理のレシピは、プライドを捨て、「すぐ」料理人から買うための交渉をする。
  ・競合の商品を買ってでも、「すぐ」納める。
  ・社会人の生き方は3年で決まる、失敗を多く体験し、それを改善できる者から成功が見えてくる。 
  ・小さなありがとうを毎日積み重ねていくと、大きな感動が、ありがとうの中から湧いてくる・・・etc

小さなありがとうの積み重ねが、社員の中で醸造されて大きな感動に育つ・・・そうだ!!私も「すぐ」やろう!  翌日工場に電話して、巨木の絵をデザインしたホワイトボードの製作を指示し、オフィスと工場にそれぞれ設置した。 ルールは、花型のカラフルなポストイットに『ありがとう』と伝えたい相手の名前と感謝のひとことを書いて、匿名で貼っていくという簡単なものだ。

匿名というのがミソなのか、嬉しい小さな『ありがとう』が毎月ボードを満開にさせ続け7ヶ月が過ぎた頃、講演の相談があった友人からボードの見積り依頼があり、提出してから、はや1ヶ月半が過ぎた。 

「すぐ」に実践するということが、そんなに時間のかかる難しいことなのだろうか?ふと思った。

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中嶋光正(なかじま みつまさ)
プラス株式会社
常務取締役
ファニチャーカンパニープレジデント
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2010年3月26日 09:20に投稿されたエントリーのページです。

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