「手帳」
14年間同じ手帳を使い続けている。
ある企業の顧客役員向けの手帳である。
品(ひん)の良い革製で、コーナーは金で巻いてあり、1年間の激しい使用に
耐えるデザインと、スーツの胸ポケットにぴたりと納まるサイズがありがたい。
11月末の、翌年のスケジュールがちらほら入り始める頃になると、新品のそれが届くのを心待ちにしてしまう。
手帳が届くと、私だけの越年作業が始まる。
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14年間同じ手帳を使い続けている。
ある企業の顧客役員向けの手帳である。
品(ひん)の良い革製で、コーナーは金で巻いてあり、1年間の激しい使用に
耐えるデザインと、スーツの胸ポケットにぴたりと納まるサイズがありがたい。
11月末の、翌年のスケジュールがちらほら入り始める頃になると、新品のそれが届くのを心待ちにしてしまう。
手帳が届くと、私だけの越年作業が始まる。
はるか昔、アポロ宇宙船が月面着陸した40年前のことだ。
ラグビー好きのメンバー数人でクラブチームを創部した。
試合を申し込んで、グランドに行くと10人くらいしか集まらず、相手の余った部員を借りて試合をするという、いつ潰れてもおかしくないチームだった。1969年春・神戸で創部したので六甲山の名をとり「六甲クラブ」としたものの、勝利とは縁遠くひどい状態だった。
でも、夢だけは『いつか日本一』と、デカかった。